拓殖大学
工学部 デザイン学科卒業研究および工学研究科 情報・デザイン工学専攻修士研究の事例紹介
目に見えないウイルスのキャラクター化
- 小澤 雅也
- 工学部 デザイン学科 視覚デザイン研究室
世界的な感染拡大を見せている新型コロナウイルスについて、治療法などわからないことが多く、人々は不安や恐怖を感じている。この理由の1つとして、ウイルスが目で見ることができないということが考えられる。そこで本研究では、目に見えないウイルスについて新型コロナウイルスと一類感染症で比較し、危険と考えられる要素をキャラクターとして視覚化することを目的とした。
研究方法として、新型コロナウイルスと一類感染症に分類されている7つのうち4つを調査し比較した。その結果、危険と考えられる要素を6つ抽出しレーダーチャート化した。レーダーチャートをもとにキャラクターのデザイン要素を導き出すフローチャートを制作した。各ウイルスごとにレーダーチャートで表した危険な要素ごとの数値を制作したフローチャートに当てはめることで、キャラクターの詳細なデザイン要素を導き出した。以上のプロセスを通してキャラクターを制作した。