卒展レポート

拓殖大学

拓殖大学 卒業・修了展
工学部デザイン学科/大学院工学研究科情報・デサイン学専攻

  • 線材構成によるスツールのデザイン
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線材構成によるスツールのデザイン

赤保谷 匡哉
工学部デザイン学科 用品設計研究室

本研究では、材料的要素および構造的要素のマッチングを試みた。デザインしたスツールは6脚であるが、取り入れた構造はトラス構造、アーチ構造、樹状構造である。いずれも構造部材に用いた材料はスチール製の丸棒材である。まず、トラス構造を取り入れたスツールは3角形の接床部材と3本の脚を持ったデザインと、4角形の接床部材と4本の脚で構成したデザインである。次に、アーチ構造を取り入れたスツールは円形の座枠と接床部材をもち3本のアーチ状の脚で構成したデザインである。次の樹状構造を取り入れたスツールは、樹状構造の枝分かれを脚部材に配したデザイン、背および脚に配したデザイン、4本の脚に配したデザイン。なお、脚および接床部材は、赤、白、黒、グレーなどの塗装を施したり、スチールの材色をそのまま用いた。また、6脚のスツールの座面にはいずれもアクリル材を用いたが、形状および材色を脚部材に合わせて選択した。

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