卒展レポート

拓殖大学

拓殖大学 卒業・修了展
工学部デザイン学科/大学院工学研究科情報・デサイン学専攻

  • 東京を再認識する写真表現 ~現代都市に埋もれた造形美の探求~
  • 東京を再認識する写真表現 ~現代都市に埋もれた造形美の探求~
  • 東京を再認識する写真表現 ~現代都市に埋もれた造形美の探求~

東京を再認識する写真表現 ~現代都市に埋もれた造形美の探求~

菊地 宙
工学部デザイン学科 造形計画研究室

近年のコンピュータ技術の革新的な発達により、人々は時や空間を超えてイメージや価値を共有することが可能となった。しかし、同時に受動的イメージが増大され、能動的に身の周りからイメージを発見する機会が少なくなったと思われる。
そこで、固定化されたイメージに捕われやすい現代において、能動的にイメージを受け取るには、身の回りの何気ない景色を造形美として再認識する必要があると考えた。
本研究では東京の再認識をコンセプトに、都市空間の日常に埋もれた不変的造形美に焦点を当て、写真表現によってイメージの再構築を試みた。本作品において被写体が持つ材質と映り込む光の配色効果によって、普段見えている風景とは違った視点での表現に工夫を凝らした。習作では情報要素が多く魅力に欠けていた。そこで被写体の情報量を減らして撮影した。その結果、鑑賞者の「なんだろう」といった探究心を煽ることにより惹きつける魅力を持たすことができたと考える。

作品一覧