拓殖大学
拓殖大学 卒業・修了展
工学部デザイン学科/大学院工学研究科情報・デサイン学専攻
モジュラーランプの制作
- ヌルル イザズィ ビンティ モハマド アリ アリマス
- 工学部デザイン学科 プロダクトデザイン研究室
ランプは明るくするだけではなく、ランプの形状、色、材質によってその空間へ影響を与える。つまりそれらの要素をコントロールすることで空間の演出が可能になる。一般的にランプは単数で用いるものであり形を自在に変えらず、空間の演出も一定である。今回制作したモジュラーランプはその点を克服している。
このモジュラーランプは名前の通りモジュールの概念を有しており、モジュール単体でも使用できるが、空間の雰囲気によって好みの組み合わせが可能となっている。
基本形体はC面を取った三角柱のような形状である。それぞれの面にマグネットを内蔵したことで、モジュール同士の自在なドッキングを可能とした。当初はマグネットを表面に露出させ、ドッキング時に通電させるアイデアもあったが、造形の美しさを優先して手動スイッチとした。
材料は檜と乳白色アクリルで構成し、檜の自然な風合いを引き立てせるためニスで仕上げた。ランプは8個のLEDと単3乾電池を使用している。