名古屋造形大学
芥川龍之介短編集
上山 拓次 / 造形研究科
芥川龍之介は、平明な文章ながら奥深い世界観を持つ多くの傑作を短編小説として残した。そんな作品集の装丁を、紙をちぎって生まれた独自の抽象形態によるイラストレーションを用いて行った。物語のエッセンスを抽出し、黒と白の2色のシルエットへと落とし込む。説明的な表現に寄り過ぎず、感覚的な曖昧さに寄り過ぎないバランスで、想像力を刺激するものを目指した。
芥川龍之介は、平明な文章ながら奥深い世界観を持つ多くの傑作を短編小説として残した。そんな作品集の装丁を、紙をちぎって生まれた独自の抽象形態によるイラストレーションを用いて行った。物語のエッセンスを抽出し、黒と白の2色のシルエットへと落とし込む。説明的な表現に寄り過ぎず、感覚的な曖昧さに寄り過ぎないバランスで、想像力を刺激するものを目指した。