名古屋造形大学
Yours
鈴木 優作 / 陶芸
今回は内側も外側も見える口の広い壺を人体と見立てて表現しました。描いてある絵は“人間では見ることのできない心の内面の姿”と“誰でも簡単に見ることのできる外面の姿”を混同させた本当の姿をイメージして、全て手で描いています。
表面上だけでは、何が正しくて、何が間違っているのか判断できない事が多いこの世界の本質を、僕は見てみたいといつも考えています。その本質にさえ気が付かない人々にそれを見せ、少しでも自らで考えて進んでくれるきっかけになってくれたら嬉しいです。