名古屋造形大学
女性用マスクブランド「ふぇちま」
平松 芽生 / 視覚伝達(グラフィック)デザイン
「フェティシズム=性的偏愛」をテーマに女性用の「だてマスク」ブランドを提案しました。だてマスクとは、本来の衛生上の目的とは異なる用途でマスクを着用することを指します。主に女性がノーメイクであることを隠したり、コンプレックスを隠したりといったときに使用するものです。対してフェチとは、内面的なもので、一般的に本来隠されている部分です。それを、本来は隠す目的で使用されるだてマスクで逆に主張することができたら面白いのではと思いこの作品を制作しました。毛髪愛好、眼球愛好など、一つ一つのマスクにそれぞれ異なる主張が込められています。「一番隠したいものをさらけ出す新たなファッションアイテム」として商品化されることを夢見て制作しました。