東京工芸大学
ウェアラブル型ゲーミングスーツ
丸田 匠太・西浦 友規・青木 悠馬・中西 涼 / 芸術学部 ゲーム学科
「Gaming Suit」(ゲーミングスーツ)は、ゲームの新しい表現方法の研究のために製作されました。
この研究は、デジタルゲームの三要素の一体化とそれによる遊びの可能性の追求をしています。三要素とは、「コントローラー・ゲーム画面・プレイヤー」であり、これらの関係性に着目しました。近年の技術進歩によって、タッチパネルやKinectなど2つの要素が一体になったデバイスが多く普及してきた中、3つの要素が合わさることでどんなゲームを表現できるのか。またテレビやスマートフォンなどのゲーム画面という名の“フレーム”に囲われた環境から脱却することで新たな視点が生まれるのではないかと考え、研究制作しています。
ゲーム内容は、「Gaming Suit」を装着したプレイヤーが自分の身体を駆け巡るキャラクターを迷路の中の目標地点に導くゲームとなっています。手や足を合わせることでステージがつながりキャラクターを手から手、手から足などへと移動させられることを駆使してパックマンに全てのフルーツを食べさせよう!
そしてこの研究は研究室で継続していき、更なる進化を目指してステップを歩んでいきます。この研究に興味を持ち、人々に多くの刺激を与えられるような研究となるように目指しています。
※「パックマン」 (c)BANDAI NAMCO Games Inc.