東京工芸大学
なりきり!どうぶつおおきさずかん
瀬戸 萌美 / 芸術学部 デザイン学科 デジタルコミュニケーションコース
幼い頃はとても大きく見えていた父親が、最近縮んだように感じる……。
そんな経験はありませんか?
それは、自分自身の大きさが変化することで、ものの見え方や感じ方も変化しているからです。
では、ネズミの大きさで、自分たちを襲ってくる猫を見る事が出来ればどうでしょう?
ネズミのものの見え方、感じ方を体験できるかもしれません。
この作品は、いろいろな動物の大きさになりきって他の動物を見る事ができる、体験型動物図鑑です。
ヘッドマウントディスプレイをかぶり、見たい動物となりきる動物を選ぶと、動物の目線で他の動物を見る体験をすることができます。
頭を上下に動かし、動物を見上げたり見下ろしたりすることで、スケール感を体験できます。
動物の目線になりきって、動物たちの気持ち、そして彼らが生きている世界を探しに行きませんか。