東京工芸大学
激情
渡邊 竜輔 / 芸術学部 写真学科
私は、4年間スポーツを撮影してきました。
最初は競技に着目していましたが次第にプレーヤー、つまり人間に興味を抱きました。
私なりのスポーツ写真を撮りたいと思ったとき、たまたま撮った一枚が、選手の表情でした。
選手の表情は真剣そのもの。人間に興味を抱いていましたが、最終的に人間の表情に興味を持ち撮影してきました。
スポーツを通して人間を見ていると、その感情の豊かさに驚きます。
喜怒哀楽の表情。
「表情は、感情と密接に繋がっている」
嘘がつけない世界で選手は、感情をむき出しにし相手と戦っています。
勝てば喜び、負ければ悲しむ。
選手の表情から、試合にかける思いが伝わってきます。