東京工芸大学
island
田村 凌一 / 映像学科
放射能の影響で人がいなくなり、閉校する学校。学校に残った最後の三人。和希、千裕、亮太。千裕と亮太は幼なじみで、和希は千裕に思いを寄せ、亮太は和希に進学はしないと言う。
「ずっと一緒が続くのだと、あの頃は思っていた」
未来と今の狭間で三人が歩む一歩はどこへ続くのか。
三年の終わりに制作した作品です。震災を経てクリエイターの中に様々な衝撃と変化が起こったと思います。それは、私達クリエイターを目指し制作をしてきた学生たちの中にもありました。
震災から三年が経ち、三年分の風化が起こっている。
この作品はフィクションではあるが、その時を収めた一つの作品であると思う。