東京工芸大学
Whispal
三上 真紀 / デザイン学科ビジュアルコミュニケーションコース
『Whispal』とは、心の囁きのキャラクター。誰の心にも住んでいます。
皆さんは、身の回りの人、物事が天使のように見えたり、悪魔のように見えたりすること、ありますか?
それ自体は何も変わっていないのに、180度違って見える。それって心に住まう何かが、「あれは悪魔だ」「これは天使だ」と囁きかけているから。
その何かが、『Whispal』なのです。
Whispalの声は、心の置き方によって変わります。
「遅刻するわよ」の声と共に剥がされる布団。ぬくぬくの幸せが一変。寝ぼけ眼で見る母の顔は、悪魔のよう。けれど、もしそのまま眠っていたら...?
悪魔だと感じた言葉も、心の置き方を変えれば、天使の言葉になるのです。
そんなWhispalの囁きをイメージして、左右で絵柄が変わる不思議なイラスト、キャラクターフィギュアを制作し、怪しく展示しました。