東北工業大学
収納が容易な掃除機の提案
畠山 来風 / ライフデザイン学部 クリエイティブデザイン学科 プロダクトデザインコース
背景
現在サイクロン掃除機が主流となりつつある。同時に紙パック式掃除機も進化し続けている。しかし、普段掃除機を使用する上で様々な不満を感じることも少なくない。 そのような問題点の中から、収納性に着目した。多くの掃除機は片付ける際に、一度本体を起こし、そこに延長管を掛けるものや、延長管を外し本体にホースを巻きつけるものが主流である。その為、使用時や収納する際にユーザーの負担になる。
概要
(1)二輪にすることで小回りが利き、倒れにくいデザインとした。車輪はゴムになっており、フローリングなどを傷付けないようにと配慮した。 ダストカップのサイズから、吸引力は約320wとなっている。(2)ハンドル部分を半回転させ、ホースと固定する。 収納時にホースやハンドル部分が邪魔にならず、見た目もスッキリと収納できる。(3)持ち手部分と本体の一体感を意識して考案した。中にはダストカップが収納されており、ボタンを押すことにより取り外しが可能となっている。