現在、電気エネルギーは私たちにとってとても身近で、生活する上で無くてはならないものとなっています。しかし、その存在は非常に不明瞭で、日常生活に溶け込んでしまい、意識することがほとんどありません。そのため、私たちの電気エネルギーの消費に対する関心は低くなり、無意識下での浪費が生まれやすくなっているように感じます。このような「人とエネルギーの関係」が存在する限り、いくら技術が進歩して、より省エネルギーである製品が生み出されたとしても、本当の意味でエネルギーを有効に利用することは難しいのではないでしょうか。

　そこで、現在の「人とエネルギーの関係」を変える為に提案するのが、このスマートメーター「arcus」です。「arcus」によってエネルギーを可視化することで、日常の中でユーザーが自然にエネルギー消費を意識したり、それぞれの生活に合わせた使用ができるなど、エネルギーの使用に関する新しいスタイルを提案することを目的としています。