「自然の小さな喜び」をテーマに環境問題をもっと違う方向から考える。
私達の周リには様々な自然が溢れています。一日の時間の流れと共に人間の生活の行為と自然要素を組み合わせて、その場を読み解くための空間がこの島には8つ在リます。単に一般に言う部屋だけが人の暮らす場ではなく、その周りの匂い、光、風、色、音をとりこみ、その一帯で自然と戯れながら人が生活を営むことによって、人の暮らしと自然の距離感をダンと縮めようと考えました。現在から40年後の西暦2050年、lsland Dは現在よりも5m海の中に沈んでしまったことを想定しています。海辺で波音を聞きながらゆっくりと読書に耽る。小さな花が咲き乱れた花畑の真ん中で音楽を楽しむ。木枯らしが吹き始めた頃の赤色や黄色に移リかわる木々と共に私も新しいワンピースに着替えようかな一。人間らしい生活によって、自然の風景へ入り込む感覚を味わってもらうことができれば嬉しいです。
これは、自然と共に心地よく暮らす、そんな島の提案。
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