欧米を中心に蛇口回帰に向けた取り組みが行われています。ミネラルウォーターの生産・輸入量は、20年間で約20倍にもなり現在も成長を続けています。その反面、輸送する際に多くの石油を消費したり、CO2を放出していることはあまり意識されていません。PUKARIは地球環境エコロジーの観点から再び水道水を見つめなおし、水道水のためにデザインしたボトルです。日本でも近年浄水ポットの普及が見られますが、その容量やデザインは似たものが多く、一部のユーザーの間で使いやすいことが現状です。PUKARIは容量が500mlと従来のものよりも少量で冷蔵庫の収納に適しています。素材にシリコン樹脂を使用することで、水の容量や収納場所によって変形し、冷蔵庫の空きスペースで美味しい水を確保することができます。また、デザインにキャラクター性を与えることで、蛇口離れをした若い世代でも気軽に楽しんで使えるとともに、水に関する環境問題やボトルリサイクルなどの課題を共有し、考えるきっかけになればいいと考えています。
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