岡山県立大学
ほどける
三浦 義広/ デザイン学研究科造形デザイン学専攻セラミックデザイン学領域
草亀を観察すると、非常に警戒している時は手、足、頭、を内側にいれ、ギューっと全ての力が中央による。顔は見えなくなり鼻先をちょっとだけ覗かせる。その警戒が溶けると、だんだん手足の力が抜け始め、周囲を見ながら徐々に顔を出す。警戒していた状態から徐々に力が抜け、ほどけていく。独自に考案した成形道具を駆使して、その「ほどける形」を表現した。
草亀を観察すると、非常に警戒している時は手、足、頭、を内側にいれ、ギューっと全ての力が中央による。顔は見えなくなり鼻先をちょっとだけ覗かせる。その警戒が溶けると、だんだん手足の力が抜け始め、周囲を見ながら徐々に顔を出す。警戒していた状態から徐々に力が抜け、ほどけていく。独自に考案した成形道具を駆使して、その「ほどける形」を表現した。