岡山県立大学
水と緑の集合住宅
蒔田 涼子 / デザイン学部デザイン工学科建築デザイン専攻
岡山市中区中島町一帯の旭川に囲まれた敷地に、自然や植物と共に計画した集合住宅を設計する。従来のようなユニット化された形態ではなく、植栽や住棟計画によって各住戸の独立性を高め、多様な家族のライフスタイルに対応できる空間を目指した。 敷地全体の外部環境を一体的にデザインすることで、住民には1日の中でほんの少しでも外に出て、太陽の光や風の流れを感じる時間を過ごして欲しい。様々な属性の人々が集まって生活する集合住宅だからこそ、ここでは水と緑を近くに感じながら、世代を超えた交流があちこちで見られるような住まいの提案を試みた。