名古屋学芸大学
ヒュプノスが目覚めるとき
真野遼太郎 / メディア造形学部 映像メディア学科 映画ゼミ
太宰治の言葉、「愛は、この世に存在する。きっと、ある。見つからぬのは愛の表現である。その作法である。」そして、人間の深層心理、つまり人間の無意識を軸として構成を考えました。
基本となる物語は、ラブストーリーですが、恋愛の駆け引きを夢の中で行わせ、その夢は、2人の深層心理を表しています。
その深層心理の表現にもこだわって、映画の1シーンを彷彿させるような映像にしました。
そうすることによって、アーティスティックとエンターテイメントをマッチングさせようと考えました。
夢は不思議な存在です。一見、意味がわからない夢も、必ずどこかに意味が隠されているはず。
そう考えたとき僕は、映画と夢は、似たような存在なのかもしれないと思い、この作品を作りました。