名古屋学芸大学
巡
大森綾乃 / メディア造形学部 映像メディア学科 CGゼミ
中央の川がのぼっていき、川から鶴が現れ降りていき、つぶれてボールになる。
ボールは跳ね上がって花に変わり、花は林檎に変わり、林檎は廻りながら水面に落ちる。
飛んだ雫は尾を銜えた龍となり廻りながら下っていく。
平面と立体を行き来し、上下を繰り返す今回の作品はそれまでの自分をテーマにしている。
感情の浮き沈みや成長・退化を体験しながらも私自身は今までずっと同じ事を繰り返してきたのだろう。そのときの感情によって全く違う様に感じているだけで、きっと行っている事の本質は同じなのだ。そして今までがそうであった様に、これからもきっとそれが続いていくのだろう。
一瞬を続けていくゾートロープと言う装置で大きな一部を切り取った。