東京造形大学
ことりのいえ
二宮史帆 / デザイン学科 グラフィックデザイン専攻領域
小鳥をモチーフに、 積む・収めるなどの構成的遊びを通して、形のおもしろさを発見できるおもちゃを制作しました。
バランス積み木は10種類の形があり、良く見ると、ぴたりと合う部分やひっかかる部分、積み上げ易い形の組み合わせがあります。子どもたちがそれぞれの積み木の形の特徴をとらえ、何通りもの積み方を自分で発見していけるようにと考え制作しました。
型はめパズルは、実在する28種類の鳥と、14種類の葉の形をデフォルメしてつくりました。羽根の片側にのみ葉を描き、小鳥にはめ込んだ時の表と裏の印の違いを楽しめるようにしています。様々な形の小鳥と葉をおもちゃにすることで、身近にある自然の形に興味をもってもらいたいと考えました。
また、収納を“家”とすることで、 見立て遊びをしながら楽しんで片付けをすることができ、遊ばない時や成長してからも、インテリアとして飾ることができます。