東京造形大学
HOMMOCK
吉野茉里 / デザイン学科 インダストリアルデザイン専攻領域
「自分のためのデザイン」
自分が欲しいと思えるプロダクトを追求したものが、他の人からも必要とされるプロダクトになり得るのか。そこでまず自身が抱える問題点に着目し、その問題点を解決することができるプロダクトの制作に取り組んだ。
私には1人部屋がないため、1人になれる時間が少ない。
また、収納スペースが少なく、特に本の収納スペースが必要だった。
以上の2点の問題点に着目し、解決可能なプロダクトを考えた。
この作品は簡単に空間を分割する事ができるパーティションで、そこに収納機能も備えることで、2つの問題点を解決させる事が可能になった。
狭い部屋に置かれるパーティションなので、柔らかい素材を使用し、交差状の隙間を作る事で圧迫感の軽減を試みた。
また、このHOMMOCKは組み立て式なので、必要にならない時は分解し、しまっておくことができる。