愛知淑徳大学 メディアプロデュース学部 都市環境デザインコース「2016卒業プロジェクト展」が、名古屋市民ギャラリー栄にて2016年2月16日（火）～20日（土）に開催されました。5日間で400名を超える来場者に作品を見て頂くことができ有意義な時間となりました。

都市環境デザインコースでは、建物や都市の計画手法やデザイン、芸術や建築の歴史、住宅政策やまちづくり、構造力学や環境工学、またそれらのメディアとしての特性を追求するなど多岐に渡る学びを経て、4年間の集大成となる「卒業プロジェクト」に挑みます。自分自身と向き合い、約1年間をかけて作品作りや研究に取り組みます。

今年は、学内選考で選抜された都市環境デザインコース14期生の、設計・制作の作品13点と論文13編が展示されました。

学生各々が興味・関心、めざす進路に応じて、地域や社会が抱える課題に着目し、自分なりの答えとなる作品をつくり上げました。A1パネル8枚の展示に加え模型や照明、絵本など、表現手法も一人ひとりの個性や空間設計に対する考えが反映されています。

会場を訪れた人々は興味深そうに見入り、学生の説明に熱心に耳を傾けるなど一つの作品を通じて人と人とが交わる場面も印象的でした。
ここでの達成感や感動を共有する経験は、彼らを人としても大きく成長させることでしょう。

それでは、高く評価された作品をピックアップし、制作意図をご紹介します。