東京造形大学
2018年度 東京造形大学 ZOKEI展
襟は衣服の息吹
- 酒井 貴絵
- 造形学部デザイン学科 テキスタイルデザイン
自らの個性を存分に表し、個の存在を明確に認識することができるプロダクト。所有者が着装することでモチベーションが上がり、自信になるような「付け襟」を目指した。
テーマは「私が好きな一瞬」。五感で感じ、そこに存在していることを喜びに思う。そんな空気感を含んだ写真を私が日常的に撮影してきたものからピックアップし、それらを元にデザインしていった。これらはすべて同じ経糸から成っており、さまざまな緯糸、組織を使っている。大きな模様はつづれ織りで表現した。また、リバーシブルであるため多種多様なデザインから、その日、その時の気分に合わせ選ぶことができる。胸を張って、美しく格好いい姿でいるための手助けになったらいいと思う。