東京造形大学
2018年度 東京造形大学 ZOKEI展
TOKYO SOUND MAPS
- 大沼 梓
- 造形学部デザイン学科 メディアデザイン
八王子駅、奥多摩駅の半径1km圏内を中心に音を録音し、その音の情報を地図という目に見えるデータにしてまとめ、音の可視化を試みた作品。
録音した音を「交通機関の音」「人が発する音」「建物から聞こえてくる音」「音楽」「自然の音」の5つに分類し、道一つ一つの音の情報を円グラフに起こして整理している。整理した中で一番多く聞こえてくる音の種類が地図上に反映されており、例えば交通機関の音が多く聞こえてくる道は赤い道筋、人が発する音が多く聞こえてくる道は青い道筋といったように色分けされている。この地図を見ただけで、その場所ではどういう音が聞こえてくるのかが一目でわかるようになっている。