卒展レポート

東北工業大学

東北工業大学 クリエイティブデザイン学科 卒業制作展2017

  • 型染を活かしたインテリア用品制作
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型染を活かしたインテリア用品制作

吉田 彩芽
ライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科

これまで取り組んできた型染の経験を活かして、日常生活に寄り添うインテリア用品を制作した。

模様は、以下の3パターンをデザインした。
・陸の動物×唐草模様:唐草の曲線を活かし、動物園の動物やキノコなど陸に生息している動植物を中心に描いた。
・海の動物×波模様:斜めに波を入れ、水の流れや動きを意識して構成した。イルカや一部の魚の向きを少し反らせる事で躍動感を感じさせ、全体が単調にならないようにした。
・空の動物×雲模様:雲の動きを活かし横のラインを意識して構成した。雲の間を自由に飛び回る鳥や昆虫を中心に考えて描いた。

上記の模様を用い、以下の4種類のアイテムを各3点ずつ作成した。
・麻タペストリー:画面全体の雰囲気を合わせ、色を制限する事で秩序を持たせ、混色ならではの美しさを表現するため、作品ごとに異なる5色で染色した。
・綿タペストリー:模様構成に沢山の動植物が居るため、全て多色で染色すると色が多すぎて全体がぼやけてしまうので、動物や植物達はカラフルに、唐草、波、雲はグラデーションで染めた。
・テーブルクロス:背景はグラデーションにする事で立体感が表れ、華やかな印象になると考え染色した。グラデーションの上に焦げ茶色を重ね、グラデーションが目立ちすぎないよう工夫した。
・クッションカバー:霧吹きで染める事で、柔らかな印象になり、布であるがステンドグラスのような透明感があるように制作した。

作品一覧