まず、20～30代前半の母親同士の子育て交流の支援と後述するアプリのコンテンツ収集を目的に、イベント「ママのマッピングパーティー　インスタ映えするスポットを探そう！」を行った。

イベント後のヒアリングで得た意見をもとに、母親同士の情報共有のための子育て支援アプリ「MAMAP（ママップ）」を考案した。「出かけた先のトイレの場所や設備」、「子供の遊び場」といった、子育てに活用できる場所を調べることができる。場所の情報はユーザーである母親自身が投稿し、サービス提供者が校閲し公開する。アプリの機能として、『「Thank you！」を送る』を考案した。情報利用者が送る「Thank you！」がその情報の登録者に通知されることにより、情報登録のモチベーションを高められる。UIデザインについては、親しみやすい印象を意識し、ウィンドウ、フォントは角が少ないものを選び、色はピンク系に統一した。調査結果を踏まえて、検索画面のジャンルは「トイレ」、「公園」、「飲食店」、「病院」の４つに、情報登録画面のグルーピングは、「施設名」、「施設のレビュー」、「写真」の３つとした。以上を盛り込んだプロトタイプをプロトタイピングツール「Prott」を使用して作成した。

また、イベントの告知と、アプリのデザイン開発プロジェクトのメンバー募集のために、それぞれのフライヤーとwebサイトを制作した。