東北工業大学
東北工業大学 クリエイティブデザイン学科 卒業制作展2017
多様な意味を持つ「ありがとう」を題材にした冊子の制作
- 川元 千晶
- ライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科
「ありがとう」という言葉を掘り下げ、情報として提示する冊子の制作を行った。コンテンツは「理解」「共感」「新しい視点」の3段階構成とした。「理解」「共感」部分では、全体の平均化した意見をまとめるためアンケートを使用した。実験は「新たな視点」部分のコンテンツで採用し、過程や実験結果を見てもらうことで面白さを感じてもらえるよう制作した。
コンテンツ
1.ありがとうを定義する
「ありがとう」という言葉の成り立ちや本来の意味を、実際に辞書に掲載されている意味や日本文化と絡めながら調べてまとめた。
2.ありがとうを種類別にする
「ありがとう」には「感謝の挨拶」とだけでは表しきれない多様な意味があるのではないかという疑問を元にアンケートを作成し、感謝以外の意味の「ありがとう」について調査した。
3.メラビアンの法則の実験
「ありがとう」という言葉の、誤解を生まずに意味を多様化させる要素は何かをさぐるため、メラビアンの法則(=コミュニケーションは言語情報7%視覚情報55%聴覚情報38%からなる)に当てはめ、実験を行った。
4.ありがとうを色に置き換える
大切な人への「ありがとう」の気持ちを細分化して色として置き換えることで、言葉では伝えきれない感情を「視覚的」に伝えようと考えた。
タイトル:「arigato+ ありがとうを掘り下げる本」
サイズ : H230×W180(mm)
ページ : 24ページ(表紙、裏表紙含む)
製本 : 中綴じ