卒展レポート

拓殖大学

工学部 デザイン学科/工学研究科 情報・デザイン工学専攻 第30回「卒業・修了展」

  • モノレール新駅設置に伴う武蔵村山市観光コミュニティ施設計画
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モノレール新駅設置に伴う武蔵村山市観光コミュニティ施設計画

水澤 裕貴
工学部 デザイン学科 室内設計研究室

東京都多摩北部に位置する武蔵村山市は、「村山温泉かたくりの湯」などの観光名所や伝統工芸品「村山大島紬」の他、農業も盛んである。しかし、現状は鉄道が通っていないため交通の便が悪く、観光案内所が不足しており市の魅力や情報を発信しきれていない。本研究では2023年に予定されている多摩都市モノレール伸延に伴う新駅設置を機に、これらの情報を駅利用者や地元住民に紹介することを目的とした、市の新たな拠点となる観光コミュニティ施設を提案する。

施設は、観光や市内でのイベント、防災などの情報の発信を行う「市の情報の発信」、市内の農作物や地域ブランド認証商品、伝統工芸品などの販売・紹介を行う「武蔵村山ブランドの発信・販売」、市内の農作物を用いた軽食や、特産品の狭山茶の提供を行う「くつろぎとつながりの場」の3つのエリアで構成している。建物は市のシンボルである3本の「榎」をモチーフにデザインし、各エリアはそれぞれの樹下に配した。

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