卒展レポート

拓殖大学

拓殖大学 工学部 情報・デザイン・メディア学系 卒展

  • レンチキュラー印刷による絵柄の変化を活用したツールの提案
  • レンチキュラー印刷による絵柄の変化を活用したツールの提案
  • レンチキュラー印刷による絵柄の変化を活用したツールの提案
  • レンチキュラー印刷による絵柄の変化を活用したツールの提案

レンチキュラー印刷による絵柄の変化を活用したツールの提案

小林 慧
工学部デザイン学科 視覚デザイン研究室

近年、紙媒体より視覚的に強い印象を与えられるデジタルサイネージ等を用いたSP広告手法が進歩してきた。しかし、それらは電力が必要となる。そこで、電力を使用せず紙媒体より効果的な広告手法としてレンチキュラー印刷に着目した。レンチキュラー印刷とは、平面の印刷物でありながら立体や動画が表現可能な特性を持つ特殊印刷である。その特性は、視覚的に強い印象を与えることを目的に使われることが多いが、この特性は従来と違う目的にも活用可能だと考えた。よって本研究では、レンチキュラー印刷の「印刷物に対する視角度で複数の画像が表現可能」という特性に着目し、「情報を段階毎に分けて表示しより分かりやすく表現する」ことを目的としたツールを提案し、制作した。特性の活用方法を検討し、手元で画像の変化が見られることを活用する【情報を分けて表示し、より見やすく表現した「飲食店等のメニューの詳細表示」】、【赤青アニメーションを合わせて活用し、瞬時に4画面を切り替え表示できる「カード型漢字学習ツール」】を制作した。

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