卒展レポート

拓殖大学

拓殖大学 工学部 情報・デザイン・メディア学系 卒展

  • 「男の小物」用パターンの提案
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「男の小物」用パターンの提案

辻 勇斗
工学部デザイン学科 視覚造形研究室

現代のスマートフォンは、贅沢品ではない最高額の持ち歩く小物と思われる。
それを飾るスマホカバーの模様は女性向けに比べ、男性向けは気品に劣ると思われる。
そこで、「男の小物」に相応しい気品を表現するパターンを制作した。
また、使用する色は黒、白、金色のみで、その意味や効果についてリサーチして、黒=威厳、白=神聖、金=高級の意味を作品に織り込ませることにした。
 25種類のパターンをつくり、布小物に使用するサイズを100%とし、ハンカチは100%、ネクタイは50%、名刺入れ、スマホカバーは25%、メガネフレーム、万年筆は10%と目安を設定して、3段階に縮小した。
100%:模様の要素が大きく見える。
50%:要素の原型の保ったまま、縮小している。
25%:100%や50%に比べ、見え方が変わり始める。
10%:模様の要素はほとんど見えない。
ミツウロコ等の、伝統ある紋や日本画の要素、記号などを参考に、制作した図を原形となるパターンを元とし、加工してすすめた。
馴染みのあるパターンから、見慣れないパターンまで、幅広くデザインのレパートリーを展開した。

作品一覧