日本大学芸術学部
都市光
髙森 幸雄 / 美術学科 絵画コース
私たちが見ている世界は光、空間、時間の変化と深く関わり、常に視覚を通して映像のように流れ続けている。その間、多くの出来事を見逃し、無意識に特定の光景だけを認識しながら生活している。本作品ではコーティングした写真の上から油絵具でペイントし、写真を通した機械的「記録」と、人の目を通した「記憶」を再現し、その対比を試みた。映像を切り取った一場面から、対象をもう一度注意深く見てはどうかと問いかけている。
私たちが見ている世界は光、空間、時間の変化と深く関わり、常に視覚を通して映像のように流れ続けている。その間、多くの出来事を見逃し、無意識に特定の光景だけを認識しながら生活している。本作品ではコーティングした写真の上から油絵具でペイントし、写真を通した機械的「記録」と、人の目を通した「記憶」を再現し、その対比を試みた。映像を切り取った一場面から、対象をもう一度注意深く見てはどうかと問いかけている。