作品そのものに見る人が実際に入れるようにして、デザインのイメージをからだ中で体感してもらうことでそのイメージを通して見る人との間接的なコミュニケーションが図れるのではないか、と思いこのようなサイズの体験型の作品を制作しました。
薄い真っ白な布でできた球体の中に入ると、さまざまな色をした紙吹雪たちが、送り込まれた風によってぐるぐると舞い踊っています。
目に見えるものや、見えないもの(たとえば酸素だとか)も含めてあらゆるものが流れて循環しているような感覚のイメージがデザインのおおきなテーマとなりました。
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