卒展レポート

東京造形大学

ZOKEI展 2019年度 東京造形大学卒業研究・卒業制作展

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満ちわたりいく

原口 友佳
造形学部 美術学科 絵画

作品をつくるとき、わたしの感情や精神性などわたし自身の内側の衝動が行為を通して外の世界へと繋がっていく。それはわたしの内へと潜っていくような感覚でもある。しかし、それは潜っていけばいくほど外の世界と密着し自身と繋がり共有し合っていく。世界が等しくなり存在として形をなし得ていく。

自身と向き合い、外の媒体へと移され、また向き合い、潜っていく。移されたときまた新しい自分に出会い世界も新しくなっていく。それは自身と世界との繋がりでもある。

完成したときそれはわたしを離れ1つの存在として世界に生まれる。しかしそれはずっとわたしと繋がっており、わたしの中にあり続ける。

作品一覧