東京造形大学
2015年度 東京造形大学 ZOKEI展
柄がつくる服
- 鵜飼甘菜
- テキスタイルデザイン
テキスタイルには”場の空気を変える力”がある。
そして色や柄は、無地とは異なった様々な感情を私たちに与えてくれている。
そんな魅力ある布が服になる時、それらは”人を彩る”ものとなる。
布が裁断され縫い合わさることで、人により近い存在の布へと変わり、それは
「見る柄」から「纏う柄」へと変化する。
その過程において、柄行きや色面積をボディ上で自由にデザインすることにより、
シルエットやディテールが自ずと決まって行く。
即ちこれは、~柄がつくる服~である。