東京造形大学
2015年度 東京造形大学 ZOKEI展
オノマトペで表現される感覚的な形の研究
- 池田さやか
- インダストリアルデザイン
オノマトペと総称される擬音語や擬態語といった感覚的な言葉は、それを交わす両者の間でイメージを共有出来ているようで出来てないように感じます。自身が持つ「ふわふわ」と他人が持つ「ふわふわ」の像は近いものはあれど異なる点があるはずです。
この細かい差異を気に留めず「なんとなく」使用している語のイメージをデザインに生かすことによって、より造形表現の幅を広げていくことが出来るようになるのではないかと考え、この研究を始めました。
今回はその一例として四季にまつわる12個のオノマトペから、その語のイメージやシーンが持つ色などを元にそれぞれを表現する器の制作を行いました。