私は今までの大学生活の中で「観た人の気持ちが明るくなれる作品」を目指してアニメーションを制作してきました。今回の作品はそのテーマと真正面から向き合おうと心がけました。
　人は誰でも自分に自信を持てなくなってしまったり、自分が嫌になってしまうことがあると思います。この作品はそういう気持ちになってしまった人達が少しでも元気になれる作品にしたいと考えて制作しました。作中で流れる楽曲は暗い気持ちになってしまった人達に向けた「応援歌」です。この曲は私が作詞・口作曲し大阪芸術大学で商業音楽を学んでいる友人が編曲してくれました。　
　勿論、上記の様なメッセージだけではなく子どもから大人までシンプルな意味で楽しめる娯楽作品としての要素も持ち合わせた作品になるよう心掛けました。
この作品を観て少しでも「楽しかった」「元気が出た」と思って頂けたら幸いです。