卒展レポート

東北工業大学

東北工業大学 クリエイティブデザイン学科卒業制作展

  • 面白さを伝える地域発信のツール制作
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面白さを伝える地域発信のツール制作

星 萌々子
ライフデザイン学部 クリエイティブデザイン学科

面白さによって興味を引く地域発信ツールの制作を目標に、「笑い」を表現の軸とした宮城県のPRを、インタラクティブなデジタルサイネージ作品という形で制作した。

サイネージ内の動画は42パターンの組み合わせ(ストーリー)があり、1ストーリーは約1分30秒~2分。それらは7~11個の動画の組み合わせによって構成され、見るたびに違ったストーリーが展開される仕様となっている。通行人がサイネージ前に立ち止まることで映像が再生されたり、サイネージ前から離れると映像が切り替わったりといったインタラクティブな要素を取り入れた。予想外の映像展開を入れることで、思わず立ち止まりたくなる映像作りを目指した。設置場所としては、宮城県外の駅構内や百貨店といった人通りがやや多い場所の通路脇の壁面などを想定している。インタラクティブであることへの驚きをより感じさせるために、他のデジタルサイネージと馴染むような、シンプルな外見にする。プログラムの開発環境にはビジュアル表現に適したProcessingを用いた。また、顔認識と映像合成のためにwebカメラを使用した。

作品一覧