卒展レポート

修成建設専門学校

修成建設専門学校「卒業展2019-想いをカタチに。未来の自分に。-」

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食で広がるまち

土本 智美
建築学科

海の玄関口である神戸。造船業が盛んで、金属の下請け工場が多く、そのため鉄板が手に入りやすかった。また、開港をきっかけに西洋文化の影響を受けるようになる。神戸にはソースメーカーが7社あり、洋食に合うソースを求め発展していった歴史の背景で、粉もん文化の発展につながった。

計画敷地は、兵庫県神戸市にある新長田というまち。私が去年までずっと住んでいたところで、愛着があるためこの街を選んだ。新長田の南側は商店街が複数あり、100年続く市場もある。その中で商業・多国籍・食文化など、多様な文化が発展し、食文化が最も盛ん。新長田は、ぼっかけやそばめしの発祥の地と言われていて、周辺にはおよそ70店舗の粉もんのお店がある。このまちの食について調べていくと、「こうべ旬菜」という有機栽培などの神戸市内で生産される人と環境の安全に配慮して栽培された野菜の存在を知った。そこで、食の生産者、消費者へと目を向けた。

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