都市空間に突如として現れる自然現象。

「都市の幻影」と題し、インスタレーション的な手法を用いて、行き交う人たちに非日常的な体験を演出する仕掛けを考えました。設置場所は、日々進化し続ける梅田エリアの5つの場所に設定し、それぞれの場所の特徴をより印象づけることが出来るよう、各々に演出する装置を設定し、安全性を考慮しながらデザインを行いました。

（1）うめきた広場地下では、若者の発信の地として雲の滝から流れる雲海の広がりを表現。
（2）ヨドバシカメラ前の通路ではターミナル駅の象徴として、光跡をイメージした光線で演出。
（3）阪急バスターミナルでは、高速バス利用者の玄関口として、動く浮世絵を光ファイバーを用いて表現。
（4）大阪工業大学では、クリエイティブの学び舎としてインスピレーションが溢れ出す表現。
（5）梅田芸術劇場前では、その時期にある公演に合わせた光ファイバーを利用したホログラムの様なシステムを用いて夜の街を彩る。

（インテリア部門賞）