武蔵野美術大学
令和元年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作展
SOMI+
- 郡司宗仁
- デザイン情報学科
音楽を聞くことはもちろん、音楽を演奏することにも身体的に良い影響がある。しかし、ある調べによると、楽器の初心者が楽器を買ってから演奏できるまでの練習で挫折し、やめてしまう人は8割もいるという。その理由は簡単なもので、「演奏は難しい」「演奏する指が痛い」などである。
そこで私は、以前から感覚的かつ簡易的に操作をすることができる、音楽機材の研究・製作を行ってきた。それらの展示を見に来てくれた方々からは、「面白い」「楽しい」とコメントをいただくことができた。簡単な操作であっても音を動かすことは楽しいと思えるのである。
そして今回の卒業研究では、Proccessing、Arduino、MAX/MSP、Logic pro等を使用した音楽機材の製作を行った。鑑賞者が感覚的かつ簡易的操作により音楽を演奏することは楽しいと思えるような作品を目指した。