武蔵野美術大学
令和元年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作展
All things pass away
- 宮嵜唯香
- 彫刻学科
この空間には、私の身近な移り変わりをテーマにした作品から、日常、そしてこの空間にやってきた人の移り変わりを表現させたものを存在させている。
「諸行無常」という言葉が古くからあるように、常に地上にあるものは移り変わる、または常に動き続けている。
動き続けているのは、時・人・場所など様々であり、それを認識するタイミングも人によって様々だ。
また、素材として使用しているプロジェクターは直線的な光を放ち、遮蔽物があるとピントが手前か奥どちらかがぼやける。そして投影先の物体により映像も歪む。物により映り方が容易に変化していまう現象は、今回のテーマとも繋がっていると感じた。