東京工芸大学
東京工芸大学 芸術学部卒業・大学院修了制作展 2019
集まり漂うクラゲの意思
- 力 あかね
- 芸術学部 ゲーム学科
綺麗で可愛いうえに癒されるクラゲが、見ている人に反応してくれる、決まった動きではなく意思を持って返事をしてくれるようなクラゲを見たい。そんな見ている人にちょっとした楽しさを感じてもらえるような作品です。
制作にはアンリアルエンジンとマヤを使用しており、3Dのデジタル的な美しさとクラゲの生き物的な美しさを表現しています。また、クラゲが持つ神秘的で癒される効果をヒーリング音楽や演出によって、見ているだけでも楽しめる作品を目指しました。
反応を返す仕組みは、人の目でお客様のリアクションを見て、見つからないように隠れてコントローラーを使い操作しています。これは決められた動きだけでなく、お客様ひとり一人の動きに合わせて個々の反応を返せるようにしているためです。大型のスクリーンに投影し、巨大な水槽をイメージした展示でした。