東京工芸大学
芸術学部卒業・大学院修了制作展2018
AKEVITT
- 面迫 俊彰
- 芸術学部 アニメーション学科
この作品は「生命とは 絶え間ない流れの中にある動的なものである。」という生物学者の福岡伸一氏の言葉を独自に解釈し分解そして構築した作品だ。この作品を作るうえで私はスタートを福岡伸一氏の言葉としゴールをキャラクターや明確な話のない抽象的で美しい映像と決めて作りはじめ、そのスタートとゴールを結ぶ道は決まった道を作るのではなくそこに無数に広がっている道から一つ選んで切り取るという意識のもとプロシージャルに作品を作り上げた。そのためこの作品においての私という存在はクリエイターという創造主ではなく数式という道具を使って生命の流れを写し取った観測家である。