武蔵野美術大学
CUTS OF BEEF
徳安 友美 / 視覚伝達デザイン学科
スーパーなどでよく見かける牛肉の切り身。
赤身に脂身が複雑に入り込む様子は、肉の部位によって大きな違いがあります。
肉を切ることで現れるこれらの複雑な表情は、「肉」という枠組みを外して「形」として見てゆくと、私たちが普段「模様」や「パターン」として認識するものと共通点があるのではないかと感じました。
そこで牛肉の異なる部位5種類を選び、それぞれの切り身の表情を模様として表現しました。
また、模様を布に印刷し、自由に変形できる布の特徴を生かして肉の量感や柔らかさを表現しました。