東北芸術工科大学
きづき
小林玲子 / デザイン工学部プロダクトデザイン学科
あっと正解が分かる気付き。基本的な動きが身に付く築き。この玩具は知的障がい児の為に作った。気持ちの年齢が3~6歳程度の子や、麻痺があり手先がうまく使えない子ども達だ。楽しく遊んでもらう為に、明確な答えがあること、間違えがわかりやすいこと、そして玩具の見た目が実年齢にあてといること、以上の3つをポイントに制作した。この玩具はそれぞれに"にぎる"や"ならべる"と言ったうごきを落とし込んだ。それらのうごきは、障がいのある方が、仕事や生活をするうえで必要になる基本的なうごきになっている。できることにきづき、子どもの世界が広がるように制作した。