大阪工業大学 工学部 空間デザイン学科 第12回 卒業作品展が、2021年2月7日から14日にかけて梅田キャンパスで開催されました。

空間デザイン学科は、建築・インテリア・プロダクト・ヴィジュアルの4領域のデザインを横断するユニークな学科として2006年に工学部に誕生し、知識と技術の両面を鍛錬しながら実績を積み上げてきました。2017年からは梅田に拠点を移し、ロボティクス＆デザイン工学部として新たな歩みを始めました。デザイン・設計・造形など「ものづくり」に関わる活動において、学科設置以来のスキル向上に加え、新時代のテクノロジーを取り入れつつ、グローバルな視点をも体得できるよう、産学連携、国際PBLなどのプロジェクトの試みにも挑んでいます。

本展に先行して、2月上旬に学内審査が行われました。94人の学生が研究発表をおこない、ゲスト審査員をはじめとする教員らにより最優秀賞等が選出されました。主な受賞者は以下の通りです。

【最優秀賞】夏目亜利紗「せぴあいろの憧憬　ー逢いたい時を想う場所ー」
【優秀賞】佐藤桃佳「あの日、陸奥の驛舎で…。　ー鉄道が繋ぐ、記憶を創る場所ー」
【優秀賞】恒石隆佑「弾性接着剤を用いた杉成形合板椅子のデザイン提案」
【論文賞】塩見麻友「物理演算に基づく海洋生物の行動シミュレーション　ー深海エレベーターのための映像ー」。

本レポートでは上位の17作品、1論文をご紹介します。