大阪工業大学
第8回 大阪工業大学 工学部 空間デザイン学科 卒業作品展
言語よりも大切なもの アイドルに学ぶ地方創成
- 川前 菜実
- 居住空間デザイン研究室
私の生まれ育った、兵庫県宍粟市を盛り上げる企画を考えた。この町にどうやったら人を呼び込めるのか…。
そこで私はアイドルのコンセプトを応用した文化施設を提案する。なぜアイドルなのか?アイドルには人を惹きつける魅力があるからだ。そこで嵐をモチーフにした。嵐の五人は一人一人個性があり違う人だ。その中に役割があることで隙間という空間ができる。私はその隙間に注目し制作を進めた。建物を考えるとき用途に沿って形を考えそれをいくつかの要素に分ける。少しずつ形を決めていくと隙間が生まれる。決められた敷地内で配置したときこの隙間があるからこそ建物同士の繋がりが見えてくるのではないかと考えた。
今回の提案によって予想される効果として期待されることは、嵐とファンが繋がるように嵐を好きな人がこの町を訪れ、建物と人、建物と町、人と町といったような今空いている隙間を人との繋がりで埋めていきこの町を活性化できたら良いと考えた。
(建築部門賞)