大阪工業大学 工学部 空間デザイン学科 第8回 卒業作品展が、2017年2月18日(土)から2月26日(日)にかけて大宮キャンパス内デザイン工房で開催されました。

10周年を迎えた空間デザイン学科は、生活空間のデザインを基軸に、建築、インテリア、プロダクト、ヴィジュアルからなる4つの分野を横断的に学ぶユニークな学科です。卒業作品展では、これらのデザイン分野の作品が一堂に会し、生活のあらゆるシーンに存在するデザイン提案を多面的に見られることが特徴です。

さらに2017年度からは梅田キャンパスに移転し、ロボティクス＆デザイン工学部として新設される学部において新スタートします。ご期待ください。

本展に先行して、2月上旬に学内審査が行われました。86名の卒業研究（69作品と8論文）の中から、23作品と3論文が一次審査を通過し、二次審査ではゲスト審査員をはじめとする教員らにより最優秀賞等が選出されました。主な受賞者は以下の通りです。

〈最優秀賞〉および〈清水泰博賞〉平田瑞樹「工場勤務の女性が快適に働くことのできる台車の提案」
〈優秀賞〉および〈伊倉泰賞〉堀秋瑠「灯声碑　－声で形作る個人墓の提案－」
〈優秀賞〉および〈ロレーナ・アレッシオ賞〉笠原ふみえ「床のない美術館」
〈妹尾正治賞〉田浦克樹「Mars Colonization －Episode.0－」
〈道家駿太郎賞〉および〈プロダクト＆ヴィジュアル部門賞〉宮前貴行「視覚に障がいをもつ子どものための食器セット」
〈堀木エリ子賞〉筒井将太「ツツイ派展　―世界の絵画100選―」
〈論文賞〉古森伸明「ガラスブロック耐力壁のせん断特性に関する基礎的研究」

ここでは上位の19作品、1論文をご紹介します。