卒展レポート

大阪工業大学

第7回 大阪工業大学 工学部 空間デザイン学科 卒業作品展

  • 高知市域で想定される地震動に対する木造軸組構法建物の応答に関する研究
  • 高知市域で想定される地震動に対する木造軸組構法建物の応答に関する研究
  • 高知市域で想定される地震動に対する木造軸組構法建物の応答に関する研究

高知市域で想定される地震動に対する木造軸組構法建物の応答に関する研究

横井 忍耶
空間デザイン学科 構造デザイン研究室

内閣府の中央防災会議では、「東海地震」「東南海・南海地震」「中部圏・近畿圏直下の地震」「日本海溝・千鳥海溝周辺海溝型地震」「首都直下地震」の5つの大規模地震について検討している。これまで、南海トラフで発生するとされる「東海地震」「東南海・南海地震」はそれぞれ個別に対策がとられてきた。2011年3月の東北地方太平洋沖地震の発生を受け、これまでの想定をはるかに超える巨大な地震と津波により甚大な被害を受け、これまでの地震の想定に対する考え方が改められた。同年8月に内閣府が「南海トラフの巨大地震モデル検討会」を設置し、これまで個別に発生を検討してきた「東海地震」と「東南海・南海地震」が連動して発生する可能性も考慮し最大クラスの地震・津波について再検討された。そして、最大規模の地震としてこれまでMw8.7としてきた想定をMw9.0と見直した「南海トラフ巨大地震の被害想定について」の報告を行った。

(論文賞)

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